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脱毛による後遺症の危険性
レーザーによるやけど
脱毛はかなりデリケートな施術ですが、それと知らずにエステや医療機関などで施術を受け、後からお肌のトラブルに見舞われる人もたまにいると聞きます。
「永久脱毛」というとレーザーによる脱毛法が定着していますが、このテクニックは10年ぐらい前から始まった比較的新しいもので、長期に渡る観察や研究は十分に行われていないのが現状です。
脱毛をしたことによって数カ月後、あるいは数年後に後遺症が出ることもあり得ますので、その点に留意して脱毛をしてもらうことが大切です。たとえば、レーザー脱毛による後遺症として、最も多いのは「やけど」です。このやけどはレーザーの出力が高過ぎたり、照射部位に日焼けやメラニンの異常沈着といった症状がある場合に起こることが多いものです。
レーザーによる後遺症
レーザーによるやけどの後遺症には「即時反応」と「遅発反応」の2種類があります。後遺症が後から出てくる可能性も考慮して、レーザー脱毛をしてもらう際にはあらかじめ照射予定部位にテスト照射をして経過を見ることが大切になってきます。
テスト照射をした部分に痛みやかゆみ、発疹、炎症、あるいは毛穴の発赤や腫張などといった反応が起こった場合にはただちにレーザー脱毛を中止しなければなりません。
後遺症として、脱毛をした部分が乾燥肌になってしまうケースも報告されており、この場合、保湿クリームなどで対処する以外に効果的な治療法はないようです。もともと超乾燥肌で悩んでいる人、あるいはアトピーの人などはできるだけレーザー脱毛を避け、他の脱毛法を採用した方がよさそうです。
色素沈着と色素脱出
レーザー脱毛の後遺症としては「色素沈着」もよく知られています。これはレーザーの照射を受けることによって、刺激を受けたメラニン産生細胞が普通よりも早いペースでメラニンを産生し始めてしまい、その一部が表皮に出る代わりに真皮層に脱落して表皮の再生サイクルから取り残されることによって起こるものです。
またこれとまったく逆に、お肌に色素脱出が起こることがあります。これは白い斑が生じる現象で、メラニン生成細胞がレーザーによる大きなダメージを受けてメラニンを作れなくなることによって起こります。
色素脱出は色素沈着よりも重症で、治療にはメラニン生成細胞を活性化させるための「Narrowbando UVB療法」という「紫外線治療法」が採用されます。この治療は慎重に行う必要があるため、専門施設のみで受けることができます。
